ごみ · 清掃

大学時代の研究室の掃除

大学時代に所属していた研究室での掃除の話です。その研究室では、週に1回朝の9時から室員全員で掃除をすることになっていました。ですからその日だけは仙台の痩身エステに行けませんでした。掃除機をかけ、モップ掛けし、ごみをまとめてゴミ捨て場まで運びます。誰が何を担当するとは決まっておらず、その時その時で臨機応変に動いてさっさと終わらせるようにしていました。

研究室生活も2年目となった年、私は教授や助教の先生方のいる別館ではなく、離れた本館の中の部屋で研究することになりました。その部屋は、中国人留学生、2年上の先輩と私の計3人が研究を行っていました。

しかし、その2人は時間にルーズで、日ごろから遅刻ばかりしていました。掃除の日も朝9時に来ることはなく、仕方なしにいつも私は1人で黙々と掃除をしていました。そして、彼らは掃除が終わった頃にやってくるのです。前日に口では「明日は掃除の日だから遅刻しない」と言いますが、翌朝来たためしがありません。掃除機とモップ掛けはまだいいのですが、ごみ捨ては大変でした。部屋は4階だったのでゴミ捨て場まで遠かったのです。結局3人で掃除したことは1度もないままでした。