私が住んでいる市では粗大ごみを市の清掃センターへ持ち込むことができます。我が家は借家で大家は親せき。庭には広さ6畳ほどの物置があり、大家がため込んだガラクタ、私たち一家がついつい置きっぱなしにした不用品を思い切って処分することにしました。
清掃センターは家から車で30分ほどかかる山の中にあります。一般家庭からのごみであれば、特に予約なしで持ち込めるのですが、問題はトラックを持っていないことです。
私の住まいは田舎でレンタカー屋も遠く、また軽トラックはほとんどおいていません。思案の末、隣町に住む軽トラックを持っている親せきに頼むことにしました。ここでまた問題発生。軽トラの任意保険がその家の家族限定になっていることです。結局、その親せき一家の主人ごと借りることになりました。
清掃センターへ行く前日に、天気を確認の上、不要品を庭に並べました。大きい座椅子、昔、大家が習字教室をやっていたときのテーブル多数、わけのわからない額縁に入った絵もたくさん、大きなガラスの灰皿、古い工具がやまほど・・・書き出したらごみの内容だけで1000文字は軽く超えます。思ったより大変だったのは、壊れたものや小さなものの始末です。ガラスや陶器などの割れ物、金属は分けて、それぞれ厚めの袋にまとめました。種類別に分けてまとめるのが一苦労。
翌日は軽トラの荷台にブルーシートをひいて養生し、ごみを載せました。清掃センターに着くと、入口で車ごと重さを測り、ごみを下ろしてから再度重量を図って、その差で支払いをします。20kgまでは無料ですが、この日私たちは200kg置いてきましたので5000円近く払いました。
軽トラを出してくれた親せきにはお礼として1万円渡しました。清掃センターではごみは自分で、決められた場所に置いていきます。雑誌、本、服、金属・・・それぞれに置き場があり、重ければ置き場近くにトラックをつけ、持てるものは持って指定の場所に置きます。
いろいろ大変でしたが、すっきりしました! 物を増やさないように生活したいと思います。