87歳で亡くなった祖母の遺品片付けを手伝いました。その祖母が大事にしていた曾祖母の遺品も出て来て、写真などは明治・大正時代を知るの貴重なものがありました。曾祖母は、横浜に暮らしていて関東大震災で家屋が焼失し、生まれ育った田舎に戻りました。大工だった曾祖父が建てた家が、祖母の住居です。今回遺品整理を手伝っていて、会う事のなかった曾祖父母の横浜での写真が何枚か見つかりました。大正期の横浜でしょうか、ハイカラな髪を結った曾祖母が娘(祖父の姉)を抱いて撮った写真などは、残しておきたい一品でした。そこで写真についてはデジタルのアルバムにすることを考え実行しました。自宅のPCとスキャナーを使って写真を複製で残す作業は結構時間がかかりましたが、この後子や孫の代まで我が家の家系を知る手掛かりとして残すことができました。私自身が自分のルーツをあまりよく知りませんでしたが、今回この作業に関わる事によって我が家のルーツの一端を知ることができました。時間はかかりましたが収穫は大きかったと思っています。家族が集まった席で見返すことも簡単にでき喜ばれています。