10年ほど前に病気で祖母がなくなり、その後の遺品の整理がとても大変だった事をおぼえています。生前から物を捨てられずため込むタイプだった祖母は、物置の他に10畳はある部屋を一部屋自分の物置として使っており、物置もその部屋にも満タンになるほどたくさんの荷物があった。一般のゴミ回収の対象となるものは一般ゴミとして捨てられたが、回収の対象とならない物の処分はかなり大変だった。古くなって使わなくなったテレビなど電化製品が大量にあり、使えるものはリサイクルショップへもっていき、使えないものは資源ごみとして廃棄手続きをしました。また大量の皿などの食器もあり、軽トラックの荷台がいっぱいになるほどの量だった。これもリサイクルショップで買い取ってもらえて、とてもありがたかった事をよく覚えています。処分に一番困ったものは祖母のサイズで造られた大量の着物と、生涯とりためた祖母の思い出の写真でした。大切にしていた着物や祖母が写った写真は処分していい物かどうか考えてしまい、思い切って捨てようと思えるまでにかなりの時間がかかりました。